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コンシューマゲーム

『飛龍の拳2ドラゴンの翼』。人間の反射神経の限界に挑む熱いバトル

更新日:

飛龍の拳シリーズ最高傑作

おしょ~の勤めてるところは自分の好きな音楽を流しながら仕事だできる環境。なので基本的にはゲームミュージックを垂れ流しています。なんて幸せ。

さて、今日聴いていたのは『飛龍の拳2』というファミコンゲーム。

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ファミコンの全盛期に発売されたゲームなんですが格闘アクションとRPGパートの2つで構成されたかなり異色の作品なんですね。

↑タイトル画面。ここの音楽はホントに素晴らしくまた、ゲーム各所でもアレンジで使われています。

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■格闘アクションとして異色のシステムを搭載

今の格闘ゲームは自分でキャラを自由に操作して上段や中段、下段攻撃など攻撃ポイントも選択できます。

しかしこの飛龍の拳では『心眼システム』というものがありまして。具体的にどういうものかというと…

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相手に表示された『◎』マークの部分に攻撃を加えないと、ほぼ回避されてしまうというもの。

そしてこの心眼システムは自分にも適用され、自分に表示された◎の部分をきっちり防御しないと、敵の攻撃を防ぐことができません。

 

■攻撃や防御する部分がわかることでの面白さ

さて、ここまで読んで 「攻撃や防御する部分があらかじめ分かっているなんてそんなの面白いの?(・∀・)」
て思った人がいるんじゃないかと。

たしかに今の格闘ゲームは 相手との読み合い、立ち回りでの勝負となり 「ここに攻撃を加えるからねー」 なんて印はでません。

ただ、この飛龍の拳のすごいところは このシステムで高い面白さを保っていたところなんです。

攻撃ポイント、防御ポイントが表示されるものの そのタイミングや表示時間は一定ではありません。 相手が攻撃してくるスピードも一定ではなく 上段に表示されて「あ、上段ガードね」と思っても 実はガード不能の闘気を飛ばしてきたりします。

なので基本は反射神経ですが 微妙な揺れ、タイミングのランダム性によって 夢中になって遊べるぐらいのバランスだったんですね。

■聖闘士星矢の影響? 中二病全開の変身&法力シーン

もう1つ、 当時小学生だったおしょ~の心をつかんだのは 『変身』でした。

主人公の龍飛は 世界各地を旅しながら格闘技大会に出場し 『龍の牙』と呼ばれる悪いヤツらを 倒すのが目的です。

しかし、龍の牙のメンバーは 強力な技や法力(強力な魔法なようなもの)を使ってくるので 生身のままだと防御ができないので 変身する必要があったんです。

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↑変身シーンがコレ! フラッシュと音つきでめっちゃ盛り上がるところです。

で、変身してから使える法力が また中二病全開というか、格好良かったんです。

法力にはそれぞれ技名と、それを使う際に叫ぶ 真言(サンスクリット語)が存在します。 例えば主人公、飛龍の法力は以下の通り。

・吼龍翔烈波(こうりゅうしょうれつは) “オンマリシ”
・吼龍帝撃(こうりゅうていげき) “オンアビラ”
・大聖天翔(たいせいてんしょう) “オンマユキラ”
・大聖降魔陣(たいせいこうまじん) “オンバサラマリシ”

これを放つときの流れが
まー小学生には超ストライク!

「たいせいこうまじんを うけてみろ」

「オンバサラマリシ」

法力の演出

っていう流れだったので メチャメチャ盛り上がりました。

しかも大体法力を使う相手は強敵が多く、 倒すか倒されるかの瀬戸際なので 余計に力が入ったんです。
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↑自分も敵も法力を使えます。 普通の攻撃だと思って防御の方向キーを ちょっとだけ押すと、防御できずに大ダメージに…

 

■シリーズ最強の敵『スザク』との戦いは、反射神経と読みの限界に挑戦

 

シリーズ通して最強と呼ばれる敵『スザク』。どれぐらい激しいかは下の動画を見てくれれば わかると思います。

 

↑1:20秒からスザクとの戦いです。

人間の反応速度の限界に挑戦する 敵の攻撃速度や弱点の移り変わるスピードは必見!

基本、弱点は上段、中段、下段の 3つなので、それを防御するだけじゃないの? って思ったりしますが 、

・上段や中段防御をしても防げない闘気攻撃
・同じくガードでは防げない必殺技の『飛龍の拳』の存在

これが非常にやっかい。 すぐ防御を解除してジャンプやしゃがみで 回避しなければいけないんですよね。

熱くさせる音楽も相まって 戦いの最中は本当に必死でした。 このスザクを倒したあとは 大魔王との戦いなんですが 運がかなり絡んでくる戦いなので こっちも辛い戦いを強いられます。

 

ていうか書いていたら 何十年ぶりかで遊びたくなっちゃいました。 ヤフオクでソフトを探したら箱説無しですがあったので、 1と2を落札しようかなと思ってます。

今遊んだら、スザク戦に勝てるかどうか? それもちょっと楽しみだったりします。 小学生の反射神経であれだったから 今はちょっと厳しいかも?

コアゲーマーとしては初回で勝ちたいですね。 そんなわけで、今日は飛龍の拳2の紹介でした(*´∀`)

(音楽が非常にいいのに、 サントラCDが出てないのだけ残念)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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