『FLOWERS 夏篇』のオリジナルサントラ
個人的に激ハマりしている百合ミステリィアドベンチャー『FLOWERS』。先日は家庭用で2作目となる夏篇が発売されました。
今日は春篇のサントラといっしょに買っていた、夏篇のサントラ『FLOWERS 夏篇 オリジナルサウンドトラック -ete-』を紹介します。いやーやっと聴けました!
ジャケットには『エリカ(ツツジ科)』と『紅千鳥』の花があしらわれています。FLOWERSの登場人物はすべて実在の花から苗字や名前が取られているんですよね。
収録曲は全26曲。ボーカル曲のインストやカラオケVerを除くと22曲です。
2枚組みとしては少ない曲数ですが、1曲の長さがほとんど3分以上であり、長いものは8分を超えるものも存在します。もちろんバッチリ2ループ収録となっています。
涼し気な夏を感じさせる落ち着いた楽曲多し
ゲーム内での季節は夏。ただ舞台は女学院、ということで収録楽曲は活発というより、夏の雰囲気と涼しさを感じる印象のものが多いです。
いくつか好みの曲をピックアップすると、まずは1曲目の『夏のアングレカム』。春篇の『アングレカム』という曲のアレンジです。
夏篇ではアコーディオンの音色を使い、夏らしくかつ涼しげな印象に生まれ変わっています。どちらのバージョンも非常に好み。通常、アレンジだと原曲かアレンジ、どちらか一方が好きになることが多いのですが、この曲は春篇と夏篇で甲乙つけがたいです。
13曲目の『トマドイ』はフルートの音色がとても印象的! ゲーム中では重要な部分でかかる曲ですが、曲単体で聴いても最高レベルでグッと来ます。優しさの中に悲しみも感じさせるようなところも大好き。すでに曲の中に物語が織り込まれているような感じです。
ボーカル曲『夏空の光』(Vo.鈴湯)、『chaleur』(Vo.霜月はるか)、この2曲もさすがですね。『夏空の光』はサビの最後、"差し伸べた この手を握って"の部分が大好きです。『chaleur』はゲーム中で千鳥が口ずさんでいた唄なので、ゲームを遊んだ人にとっては馴染み深い曲でもありますね。春篇の『FLOWERS』『花の頁』も大変良かったですが、今回の2曲も甲乙つけがたい珠玉の出来です。
▲2枚組のディスクは対象的な緑。夏とはいえ涼しげなイメージがここからも伝わってきます。
作曲はMANYO(まにょっ)さんが担当。曲作りにこだわるあまり、プライベートスタジオを作ってしまうという方です。個人的にFLOWERSで名前を知った作曲家さんでありいろいろと活動をしているため、他の曲やアルバムにも手を出してみたいですね。
ライナーノーツは春篇と同じこだわり仕様
ライナーノーツは春篇サントラと同じくこだわった仕様!
やわらかく、表面に凹凸がある用紙を使っています。繊細なゲームのイメージとリンクしています。手に汗をかきがちなおしょ~としては触るのに気を使います…!
そしてジャケット表面は、UVインキによる印刷&ラメ加工がロゴやイラスト部分に施されています。特殊印刷のため、コストがかかるんですよねこういうの。
ジャケット内はイラストとボーカル曲の歌詞のみのシンプルな仕上がり。春篇サントラのときも感じましたが、ゲームの儚いイメージを守るべくあえて曲解説などは入れてないんだろうなと。
このあたりも、制作会社であるInnocent Greyのこだわりをひしひしと感じますね。
普段流すBGMとしても最適
耳にスッと入ってくる自然で優しい曲が多いため、仕 事中や自分の部屋などでリラックスしたいときなど普段聴きする1枚に向いていますね。
続編となる秋篇、そして最終の冬篇。またそれぞれサントラが出ることが予定されています。おしょ~はゲームといっしょに間違いなく買うでしょう。
ゲーム内容を知らなくても、この優しい音色は多くの人に聴いて欲しいです(*´∀`)
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