PAOに勤めて10年
おしょ~が現在の会社に勤めて、はや10年になります。
その間、いろいろな同僚に出会ってきました。そして、いろいろな理由で辞めていった人間を見てきました。
ゲーム屋の店長を辞める人は、どんな理由で辞めていったのか? 印象的だった理由を今日は紹介します。
1.「収入が低いから」
どんな仕事でも、この理由で辞める人が多いんじゃないかなと。
少なくともPAOに勤める店長の給料は、世間一般よりもけっこう低いです。
まぁ、ファミコン時代のゲーム屋ならともかく、現在ゲームをメイン商材として扱っているお店で、世間一般の平均給料が出せているところって無いんじゃないかなと。
仕事的にも接客、お店づくり、アルバイト育成、ゲームの発注などなど、やることはかなり多いです。世間一般がお休みになる年末年始などは出ずっぱりが当たり前。よく「思ってたよりもかなり大変」という感想を言われますが、まさにその通りです。大変な仕事の割に給料はさほどでもないとなると、接客でお客さんの笑顔を見るのが本当に好き、など強い理由がないと長くは続きませんね。
2.「彼女が不倫したから」
さて、収入面より多いのが、女性絡み。これで辞める人はけっこう多いです。
別に社内で三角関係、というわけではありません。逆にもともと彼女、奥さんがいる状態で入ってきた人のほうが、最終的に辞めていく確率が高かったです。彼女にいろいろ言われたりすると、その人の意志が揺らいでいったりするみたいで、結果仕事にガッツリ打ち込めなくなるんですね。
女性絡みで特に記憶に残っている理由があります。それは…
「彼女が不倫していたから」
というもの。
その人は仕事が忙しく、彼女とすれ違いの生活だったようです。それで結果的に彼女が不倫をしていたのが発覚し、それがショックで会社に来なくなっちゃいました。「不倫したのは会社のせい」という捨て台詞を残して。
いや、それ…甲斐性が無かったからじゃないかなー(;´Д`)
少なくとも、彼女の不倫を仕事や会社のせいにしているあたり、自分の責任を感じてないですよね。この人は結局音信不通になってしまいました。噂によると、傷心のあまり海を超えてアメリカへ自分探しの旅に行ったとか…。いろいろな意味で印象的な理由です。
3.「頑張れないから」
最後に紹介するのがこれ。
「僕、がんばれないんです」
これを言われたら無理ですよね…。だって、がんばれないんですもん。
どんな仕事においても、頑張るのは当たり前。そこからどんな成果を出すかで能力が問われます。ごくごくまれに世の中には頑張らなくても結果が出せる人がいますが、そんな人は少数であり、普通の人間である自分たちはがんばるのがデフォなんですよね。
この理由で辞めていった人は、今はゲームとはまったく別の業種に就職しています。24時間呼び出される可能性のある職種ですが、本人はウチにいたときより幸せそうなので、結果的には良かったかなと。
本人が幸せかどうか?
ゲーム屋に限らず、どんな仕事も『本人が幸せかどうか?』が続けるかどうかの鍵なんですよね。
どんな高収入を得ていても、満たされなければいずれ別の職種に付くでしょうし、低収入でもその仕事に価値を感じていれば続けるはずです。
おしょ~的にはPAOを日本で最後のゲーム専門店にしたいと思って仕事をしています。もちろん、ホビーやトレカなど、別商材を入れる流れにはなってはいます。しかしながら30年近く会社が続いており、ゲーム屋として地域のお客さんが実際に足を運んでくれています。その人達がPAOを必要としている限り、自分がPAOを辞めることは無いでしょう。
辞めていった人たちも、自分の幸せがここには無いと思って辞めていったのですから、それはそれで縁が無かったんでしょう。人生は一度きり。後悔の無いように生きたいですね(*´∀`)
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