実家の愛犬の目が見えなくなっていた
実家では雄と雌のシーズー犬を一頭ずつ飼っています。13才と12才なので、人間で言うとまぁおじいちゃん&おばあちゃんです。
最近、雄犬のほうが下半身が動かなくなることが2回ほどあり、これはもう老い先短いだろうなーと覚悟はしていた中、先日様子を見に行ったら、目が見えなくなってたんですね。
▲こっちは雌犬。目はかなり見えないみたいですがまだまだ元気です。
雌のほうも白内障でだいぶ目が悪くなっていたんですが、雄犬がまぁほぼ全部見えないらしく、玄関に落ちた話とか、雌犬によくぶつかる話とかを両親から聞きました。
もうそろそろ大往生なのかな。
生きている限り、いつか死ぬわけです。限られた時間の中で何をどうやって過ごすか? 若いときはまったく考えもしなかったですが、そろそろおしょ~の年齢的にもいろいろ考えるようになりました。
■若いときは無限に時間があると思っていた
学生のころは時間が無限にあると錯覚していた毎日であり、その毎日をゲームにがっつりつぎ込めました。ゲーセンで遊んで家で遊んで。
そのころはコンシューマ全盛で、基本的にゲームクリアまで遊べばOKというゲームがほとんどでした。なのでこれクリアしたら次、さらにその次、と別のゲームを遊んでいくのが普通でした。
■サービスが続く限り終わりがないネットゲーム
ただ今は、ネットゲーム、ソーシャルゲームのように『サービスが続く限り終わりがない』ものが存在します。
一定期間の区切りなどはありますが、基本的にプレイを続け、レベルを上げ、強いモンスターを倒してレアアイテムを集める。新しい土地がアップデートできたらそこに行きまた同じことを繰り返す。これがネットゲーム、主にMMORPGに代表されるゲームの流れです。
おしょ~自身もニート時代にラグナロクオンラインに激ハマリしたことがありまして…る。朝起きてご飯食べてPCひらいて狩り場に行って狩りをして露天を眺めて…みたいな生活が毎日続きました。
その生活はニート脱出と共に終止符が打たれたわけですが、この時代の経験がその後、ネットゲームへのプレイ意欲を著しく減退させることになりました。
■プレイしたときの面白さが想像できてしまう
レベル上げ、レア集め、効率の良い狩り方、ギルドでの立ち居振る舞い、溜まり場で他の人とのたわいもない会話、などなど。
ゲームごとに細かい違いはありますが、ほとんどはこのくり返しです。なので、結局プレイしなくてもいいや、ってなっちゃうんですよね。
また、終わりがないのは社会人として時間的な面で厳しいものがあります。
コンシューマでは時間のかかるRPGでも100時間あればエンディングを迎えられます。その後のやりこみ要素があるゲームも存在しますが、基本的にはエンディングを見たらその時点で一区切りできますよね。
ただ、ネットゲーム系はその終わりがありません。アップデートされたものをしゃぶり尽くせば、そのあとはまた新しいアップデートが出てきます。
▲遊んでいる人が大変多いFF14。これもいつかはサービス終了がやってきます。
確かに遊んでいるウチは魅力的なのですが、いつかはそのゲームを卒業するときが必ず来ます。それを経験しているだけに、今から新しく遊ぶのもなぁ…と。
■何のためにゲームを遊ぶか?
信長の『人生五十年~』じゃないですが、人生には限りがあります。その中でゲームを遊ぶ時間も有限です。なので、どのゲームを遊ぶかはしっかり選びたいもの。
そして、ゲームを何のために遊ぶのか?も一回考えてみると良いかもしれません。娯楽、ストレス解消、小説や映画のように物語としてワクワクしたい…などなど。目的を明確にして遊ぶと、買うときの失敗も少なくなるのかなと。
でもまぁ、若いうちは逆に何も考えずいろいろ遊ぶのもいいかもしれません。そのときはクソゲーと思っても、年月が経つと笑い話としてブログに書けたりしますし。
ネットゲームをのんびり長期間遊ぶ、というのも、それがその人にとって幸せであればOKでしょうし、逆にコンシューマのほうが長く遊べない、という見方をすれば魅力に欠ける、と言うこともできます。
そもそも人生においてゲームは無駄!と考える人もいれば、ゲームがないと生きていけない、という価値観まであるため、『自分の価値観にあった形、自分で選んだゲームを遊んでいく』のがベターじゃないかなと。
そんなことをふと考えた、実家帰省の翌日でした。
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