保管されていた古いチラシ
以前の記事で紹介した古いチラシ。
もっと見せて欲しいとの声があったので、今回はいろいろ撮ってみました! ちょっと画像が多めなのでページが重いかも?
20年以上前に刷られたチラシは他にもあって、けっこう無事に残ってました。PCエンジンの『邪聖剣ネクロマンサー』とかありましたね。
この時代はまだ2色刷りチラシばかり。できたてで広告費もかなり少なかったのでしょう。
チラシのキャッチコピーもなんというか、言葉に困るものが多いです。『何かが起こる10日間』って、何が起こってたんでしょうね(;´Д`)
ソフトの画像が多数入るように
じょじょに新しくなってくると、白黒のソフト画像がチラシに入ってきます。
ファミコン、スーファミ、ゲームボーイ、ゲームギア、ネオジオなど、いろいろな種類のゲームが並んでいます。この頃はゲーム業界の発展期でしたからいろいろなゲーム機が次々に発売していました。
見つけた誤字。『ヴィザードリー』って、2ヶ所も間違えてますね(;´Д`) (※正しくはウィザードリィです)
とうとうフルカラーのチラシが登場
そしてフルカラーチラシが登場。ソフトの画像もよりわかりやすくなりました。
今より情報量は少ないですが、ゲーム屋っぽさが出ていますね。
ラインナップも懐かしいです。
ガンダムF91はスーファミで出た最初のガンダム。シミュレーション要素が強く、ガンダムゲームとしては異彩を放ってました。
そして、このチラシにあった一文。
夏が終わり、そして秋になる。
でもボクたちの熱く燃えるハートは止められない。
…誰でしょう、このポエムな文章を考えたのは。見ているこっちが恥ずかしいです(;´Д`)
カラーになって表現力が上がったためか、ちょくちょく謎の文章やデザインが現れてきてるのがこの時代のチラシの特徴です。
チラシの中心を見ると…
……これは
…はい、超魔界村のロゴデザインをまるっとパクッてますね。
なんというか、フリーダムな仕掛けというか、これも誰が考えたのかすごく気になります。センスというかなんというか、カオスな時代だったんだなーと誌面から見て感じます。
君も一台
体言止め炸裂の上に短すぎるコピー。いや、買おうとか手に入れようとか、なんか行動を示唆する言葉を付けないとダメじゃないかなぁ…。さっきのポエムといい、このころのチラシを作っていた人のセンスは独特です。
ファミコンからメガドライブまで混在する時代
新本体が出ても数年は普及に時間がかかるので、ソフトが混在するのはわかります。
ただ、このチラシを見てみるとファミコン本体からメガドライブ本体までが混在してるんですよね。
まだ本体の需要があったってことでしょうか。
自分がスーファミを買ったときは、ファミコンからサクッと移行してファミコンソフトを遊ぶ機会がめっきり減ったと記憶しています。でも世間一般ではまだファミコンを買い求める人が居たのかも?
今回はこのあたりでお開きです(*´∀`)
次は、ソフトを中心にチラシを見てみる予定です。なぜかあのソフトが巨大に配置されてたり、タイトルの選択もけっこう謎な部分があるなど、まだまだカオスな時代は続きます。
この時代をゲームとともに過ごした人も、スーファミとかメガドライブなどを実際に遊んだことがない若い人も、ゲームの歴史を過去のチラシから感じてもらえれば嬉しいです!
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