時間を忘れてハマってしまう危険なゲームシステム
俺の屍を超えてゆけ2[VITA]が楽しすぎて、精神と時の部屋に入りたいおしょ~です。
実は恥ずかしながら、1は未プレイでした。なので、世代を超えて紡がれてゆく物語、というところはどうなのかな?と楽しみでもあり不安でもありました。
しかしとにかく面白い! 止め時が見当たらず、基本的に遊ぶと最低1時間は遊んでしまいますね。
苗字は水滸伝のとあるキャラから取りました。おしょ~、という文字も入っていい感じ(*´∀`)
◆プレイスタイルによって選べる難易度。
最初に5つの難易度を選ぶことができます。説明部分の記載がとても親切で、遊ぶ人の生活、ライフスタイルをしっかり想定したります。そのため、選ぶ側もすんなりと難易度選択をすることができます。
おしょ~は欲張りなのでどっぷりモードで。説明部分の文章がすごくわかりやすいな、と感じていたのですが、その真価はまた別の場面でわかりましたね。
◆サクサクと軽快なシステム
本作では月ごとに行動を決定してゲームを進めていきます。
毎回コーちんというキャラがその月にあることや新しく加わった子供だとかを伝えてくれます。後述しますが、このコーちんのセリフのわかりやすさ&ユーモアが類まれなセンスを発揮していて驚きました。
戦闘もサクサク進み、ストレスを感じることは皆無です。どっぷりモードなので、敵ははっきり行って弱いです。ただ、油断してると迷宮にいるボスにこてんぱんにやられたりも…。
術を併せ(あわせ:一緒に同じ術を連鎖させることで威力を格段に上げるシステム)して敵を一掃しても良いですし、普通に攻撃していくのも全然OK。戦闘前のルーレットでいいアイテムが出たら、それを持ち逃げされないようリーダーを狙って倒す、という戦略性もあります。
交神の儀で神との子供を作り、一族の血を絶やさぬよう繋いでいきます。交神できる神様も千差万別、能力、見た目など自分の好きな形で選べます。基本的におしょ~は女性型の神様とばっかり交神しています(*´∀`)
生まれた子供は、交神した神様、そして親によってステータスや見た目が変化。愛称もあったりして個性がしっかり付けられてます。どういった子供が生まれるのかはプレイヤー次第。
もし近くにプレイしている友達がいたら、家系図を見せ合いっこしてみると楽しみが増すはず。ちなみにおしょ~の初代当主の代、当主以外の髪型を設定するのを忘れたようで、ツルッぱげになってます(;´Д`)
◆当主が死んだときに伝わる重み
短命&種絶の呪いを受けた一族は、約2年で寿命がきてしまいます。また、戦いで大ダメージを食らったりすると健康度が下がり、場合によっては寿命までに死んでしまう場合も。そしておしょ~の家でも初代党首が亡くなることに。
アドバイスをしてくれるキャラ、コーちんのこのセリフを見た時、とうとう来たのか…とちょっと覚悟しました。ここからのセリフ、演出は想像以上でした。
そして死ぬキャラの歴史が流れます。走馬灯ではないですが、やっぱりしんみりしますね。そして心の中を埋め尽くす喪失感。
そしてタイトルでもある『俺の屍を超えてゆけ』の言葉。これを目の当たりにしたとき、ああ、ここからこのゲームの本番なんだな、って強く感じました。ゲーム内のキャラとはいっても、人が死ぬ、ということの強い重みをプレイヤーに示してくれます。
これを繰り返していったら、それは思い入れの深い一族史が出来上がるでしょう。初代俺屍が多くの人に愛されたのもうなずけます。おしょ~がエンディングを迎えるとき、どういった気持ちになるのか、とても楽しみです(*´∀`)
初心者への配慮が絶大。ゲームの説明と思わせない噛み砕いたコーちんのセリフが秀逸
いろいろゲームのことを説明してくれるキャラクター、『コーちん』。
ゲームを始める前は世界観に合っているのかなーとか考えてたんですが、始めてみるとコーちんのセリフが本当に考えられているのが伝わってきます。ゲームシステムを噛み砕いて説明してくれる、という点ではおしょ~が遊んだゲーム内でNo.1かもしれません。
例えばこれ。ゲームの目的。
言葉はすごい乱暴ですがシンプルで一度聞けばなるほどそーなのねーとわかります。要点を的確に伝え、ユーモアを交える。このセンスは素晴らしいですね。普通、ヘルプって見るの疲れたりしますが、俺屍2の場合コーちんのおかげで逆に全部見たくなりました(*´∀`)
ユーモアもしっかり交えてわかりやすい。お店でもコメントPOPを書いたりすることがありますが、『伝わりやすい』『面白い』を両立させるのってすごくレベルが高いです。ちょっとなぜ両立できているのか? を分析したいですね。それぐらい、おしょ~にとってコーちんのセリフはインパクトがありました。
夏休みにじっくり遊ぶには最適のRPG
プレイする人それぞれで楽しみ方も違ってくるでしょう。一族の歴史を紡ぐ、という時点でその人だけの名前、見た目になりますし、死に間際の言葉も種類が700種類以上あるみたいです。それを全部みてやる!という遊び方もできますね。
ネットではシナリオ面で叩かれているようですが、今のところはまったく気にならないです。システム面はとても中毒性が高く、もっと遊ぶ時間が欲しい…! 難易度を『じっくり』や『どっぷり』にすれば夏休み、これ1本で楽しめるはず。
おしょ~一族が最終的にどういった家系図になるのか? すごく楽しみです。またエンディングを迎えたときにレビューして振り返ってみたいと思います(*´∀`)
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