ロマサガ1をリアルタイムでプレイしたときのお話
サガシリーズ最新作『サガ スカーレット グレイス』。
その初回特典が
ねんがんのアイスソード
に決定しました。
ロマンシング サガ1(ロマサガ1)をプレイした人にとっては記憶に強く残っているアイスソード。おしょ~も想い出深いアイテムです。
「な なにをする きさまらー」
アイスソードは、ロマサガ1に登場するキャラ『ガラハド』が持っている強い剣です。
旅を続けていると、とある街にガラハドが出現(主人公がグレイの場合は初期の仲間なので、別れる必要あり)。そこでアイスソードを手に入れたことをアピールされます。
で、出現するのがこの3択。
伝説の3択です。そして特に有名なのが2番目の選択肢、
「殺してでも うばいとる」
スーパーファミコンだったので解像度がまだ低く、漢字が大きく表示されているのがまたインパクト大ですね。この選択肢を選ぶと…
「な なにをする きさまらー」
そのあと、メニュー画面でアイテムをチェックすると、アイスソードが1本しっかり加わっています。
ロマサガ1をおしょ~がプレイしたのは中学生時代。多感な思春期にこの選択肢はシビれました。というか、ロマサガ1って選択肢の言葉がかなり独特だったんです。
河津秋敏さんのセンスあふれるセリフ群
サガシリーズの生みの親、河津秋敏さん。シナリオ関連は1人で手がけていることがほとんどです。氏の台詞回しは当時(今も?)のRPGで異端と言える出来栄えでした。おしょ~的に気に入ってるものをいくつか紹介します。
「てめえが つよすぎるんだよ 大女め!」
相手の強さを認めつつ、大女という暴言を、相手の目の前で吐く。この乱暴さがロマサガ1では大きな魅力の1つです。
「カッパか はっ!」
この短いセリフに、カッパに対する侮蔑が凝縮されています。自嘲している相手に対し、容赦なく心をえぐる選択肢です。
「はい! どうぞ!!」
仲間の命を喜々として差し出している印象の選択肢がこれ。どうぞ!!の部分で『!』マークが2つになっているところのセンスがいいですね。
そして、おしょ~が今だに忘れることができない選択肢がこれ。
「ざけんじゃねぇよ」
金を置いていけと脅す相手に対し、完璧なまでに否定の意志を示すこの返答。これを初めてみたときの衝撃ったらなかったです。
ドラクエでは定番だった「はい」「いいえ」の選択肢。誰でもわかりやすいメリットがあり、ドラクエっぽさの要素として今でも引き継がれています。
そしてロマサガでは『選択肢が魅力的』な台詞回しになっています。わかりやすさは若干失ってはいるものの、それを上回るインパクトを持っていますよね。
ロマサガ1は全編に渡り、ぶっ飛んだ台詞回しの選択肢のオンパレードです。2からは選択肢がおとなしくなってしまった印象があり、そのインパクトはシリーズ中No.1といえるでしょう。
スカーレットグレイスでも河津さんがシナリオ担当
新作の『サガ スカーレット グレイス』でも河津さんがシナリオを担当。セリフも全部手がけているそうです。
上の画像は発表当初に公開された画像です。スーファミと違い、漢字が普通に表示できるようになって久しいですが、ロマサガ1を超える伝説の選択肢が生まれればいいですね。
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