ブルーレイディスク製造技術のすべてを投入したＣＤ
昨日届いたゲームのサントラ。
『任天堂 ファミコンミュージック』。今さらファミコンの曲なんて聴いてなんになるのー
ってちょっとまった。このＣＤ、なんかすごいらしいんですよ。
サントラのパッケージに貼ってあるこのシール。『BSCD2』の文字が光ります。
■BSCD2って何？
まずは下の画像をご覧下さい。
ここから抜粋してみます。
『Blu-spec CD2』の原盤製造には、『Blu-spec CD®』に使用したBlu-ray Discカッティング用のブルーレーザーのみならず、カッティング方式(Phase Transition Mastering)をも踏襲し、高精度で理想的なCDビット形状を実現。また、ディスク素材には『Blu-spec CD®』で定評のある高品質素材「高分子ポリカーボネート」を採用しました。
( ﾟдﾟ)？
つまり、ブルーレイの技術を使ってなんかすっげぇ高品質なＣＤ作ったよ！ってことらしいです。『マスターテープでの原音に近い音で再生することができるようになった』とのこと。なので、さっそく聴いてみました！
■クリアになっている…ような？
うん、確かにクリアになっている（ような気がする）。ぶっちゃけ正直、ファミコンの曲なのでクリアになっても…というのが正直なところです(；´Д｀)
あ、でもライナーノーツの解説はかなり良かったです。
タイトルごとの解説が載っています。このＣＤを買うような、昔ファミコン少年だったおしょ～のような人にとってはこういったちょっとの解説でもあるのとないのでは雲泥の差です。
曲目も書いてあるのがＧＯＯＤ。これを見ながら聴くことで当時の思い出にひたれます(*´∀｀)
■収録タイトルはファミコン１８タイトル、ディスク８タイトル
２枚組みのサントラに入ってるタイトルは以下の通り。任天堂初期のタイトルからメジャーなところが抑えられています。
【ディスク１】
1.スーパーマリオブラザーズ
2.ドンキーコング
3.ドンキーコングJR.
4.マリオブラザーズ
5.ベースボール
6.サッカー
7.バレーボール
8.プロレス
9.ドンキーコング3
10.デビルワールド
11.クルクルランド
12.バルーンファイト
13.アイスクライマー
14.レッキングクルー
15.マッハライダー
16.ファミコンウォーズ
17.スーパーマリオブラザーズ3
18.ドクターマリオ
【ディスク２】
1.ディスクシステム
2.ゼルダの伝説
3.謎の村雨城
4.メトロイド
5.光神話 パルテナの鏡
6.リンクの冒険
7.ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島－前編－
8.ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島－後編－
どれも思い出深いタイトルばかり。マッハライダーとかマイナーなタイトルもしっかり抑えてあります。メドレー形式ですが当時は曲数や長さが少ないため気になりません。
個人的にはゼルダのオープニングテーマやリンクの冒険の神殿の曲など、ディスクシステムの曲がお気に入り。ファミコンよりも音色が増えている(PWM音源)ので、曲の広がりを感じられます。
▲ディスク１表面。ファミコンをかたどったレーベル面になってます。
▲ディスク２表面。こちらはディスクシステムとなってます。また、収録ゲームのタイトル画面が印刷されているジャケットも良いですね。
『高品質のＣＤ』を全面に押し出している本サントラですが、個人的には抑えてあるタイトルの数、質がとても良いと感じます。昭和生まれのファミコン少年だった人には問答無用でオススメできる１枚です(*´∀｀)
【関連サイト】
Nintendo FAMICOM MUSIC(任天堂 ファミコン ミュージック)（日本コロムビア）
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