THE BLACK MAGESの後に結成
2011年に発売されたこのサントラ。
ゲーム音楽の作曲者として世界的に知られている植松伸夫さん率いる『EARTHBOUND PAPAS』の1stアルバムです。
ジャケットデザインはどことなく北欧の雰囲気を感じさせます。
収録曲は9曲とちょっと少なめ。
それぞれの曲も、おしょ~的には新鮮さを強く感じる内容です。
各パートをしっかり聴かせる音作り
植松さんが以前組んでいた『THE BLACK MAGES』というゲーム音楽バンドがありました。激しいハードロックが魅力のバンドだったのですが、惜しくも解散。その次に組んだのがアースバウンドパパスでした。
本サントラでもFF7の片翼の天使を初め、植松さんが過去に手がけたゲームの音楽をアレンジしてたものが多く見受けられます。
今回はハードロックという感じではなく、生音やボーカルを聴かせる印象が強くなってます。そのため、THE BLACK MAGESのような音や曲調を想像していると肩透かしを食うかもしれません。おしょ~も正直最初はそうでした。
ただ、繰り返し聴いていくと、このサントラがかなり奥深いことがわかってきました。
曲を構成している各パートの音が本当に聴きやすくはっきりしていて、しっかり耳に残るんです。派手さはなくスピードもゆったり目のため、キャッチーではないかもしれません。しかし、植松さんが培ってきた感性、それが本サントラに色濃く出ています。
数々アレンジされてきた『片翼の天使』も、本アルバムでは落ち着いたロックアレンジになっています。ロックアレンジなのに落ち着いたってのはアレかもですが、本当にそう感じるんですよね。
ギターのソロ部分も、ギターが全面に押し出されてギュイーンチュイイイーンという派手な感じではなく、ドラムやベースの音もしっかり主張して、かつそれぞれが調和しているんですよね。このバランス感はすごいです。
なのである程度年齢を経た人や、ゆったりめのアレンジが好きな人だと刺さりやすいかもしれません。
2ndアルバム『DANCING MAD』も発売中
2ndアルバムも2013年に発売されています。
2015年5月に行われるゲーム音楽フェス『JGMFⅡ』にアースバウンドパパスが参加するそうなので、これも先日購入しました。
なお、海外でもライブ活動を行っており、満員になるぐらい好評だったそうです。おしょ~はまだ生で聴いたことがないので、今年の5月を楽しみにしつつ、本サントラで勉強しておこうと思います(*´∀`)
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