スピンオフ小説とサントラのセット
ゲームが好きな人でも、このサントラを持っている人はあまりいないのでは？
弾幕対戦アクションシューティング『旋光の輪舞』。2012年にそのスピンオフ小説とサウンドトラックのセットが発売されました。
おしょ～が手に入れたのは2014年。旋光の輪舞のサントラがかなり気に入って、そこから次々とシリーズのサントラを買い集めました。そのうちの１つがコレです。
普通のサントラとは違い、DVDサイズのケースにサントラと小説が入っています。冊子付きのゲームソフトみたいな作りです。サントラとしてはかなり豪華ですね。
左が小説、右がサントラとなります。面白いことにこのサントラ、厳密にはゲーム音楽では無いんです。というのも…
小説のために音を付けた
月刊アルカディアで連載されていた『旋光の輪舞 DESIRES ROULETTE』。シリーズ作曲担当の渡部恭久さんがこの小説に「音を付けたい！」という一言から企画がスタート。
関係者が暴走気味に話し合いを重ねたそうで、だんだんと豪華な仕様になっていったそうです。
▲ディスクはフルカラーのピクチャーレーベル仕様。抜かりありません。
収録曲数は20曲(+1曲)。シリーズ初のボーカル曲や、ボーナストラック２曲、そしてシークレットトラックが１曲と、本編に負けず劣らず力の入った内容になっています。
収録曲は以下の通り。特にオススメな曲に星をつけてあります。
01.Engineered Error ★
02.夜への扉 (OP size Ver.) ★
03.Precocious Visitor
04.ユーフォリア
05.Actors Nest ★
06.オーナーズルームにて
07.cold war
08.Agent,Theo and Gustav
09.Nameless Auction
10.Call to Wing ★
11.Touch and go
12.Premonition Assault
13.モッフル君と隠し部屋
14.Phantom Candle (from Raven Candle)
15.Volley act.2
16.アーネチカの心配
17.No Grudge
18.Fuse Overlay
・ボーナストラック
19.Lucky Charm - Heroine Mix - ★
20.Nordlead - S.S.S.感謝祭より - ★
・シークレットトラック
21.carpe diem -secret track -
ゲーム本編に比べ、曲調がゆったりしたものが多いです。 本編と比べてのんびりBGMとして流すのに適しているように感じます。じゃあ、本編の疾走感が好きな人にはオススメできないか？といったらそんなことはまったくありません。
圧巻のボーナストラック
ボーナストラックは『旋光の輪舞』『旋光の輪舞DUO』で使われた音楽のアレンジが収録されています。
このサントラで一番のお気に入りがボーナストラック２曲目の『Nordlead - S.S.S.感謝祭より –』。『旋光の輪舞DUO』の『Nordlead』のアレンジです。
本アレンジはライブアレンジとなっており音の広がりが圧倒的！ 原曲がもつ素晴らしいメロディをさらに昇華させたバージョンになっています。曲間に観客の歓声も入っているなど、本当にライブで演奏されているみたいな臨場感も最高ですね。この１曲を聴いたとき、本サントラを買って本当に良かった…と強く感じました。
上の動画は試聴版。音質はサントラより低いですが、ほぼすべての曲がある程度聴くことができます。『Nordlead - S.S.S.感謝祭より –』が入っていないのが残念…！
購入はエンターブレインの通販サイト『ebten』専売となっています。Amazonにもありますが、購入特典のB5小冊子もついてくるのでebtenで買うのが良いでしょう。
旋光の輪舞このサントラを含めて計５枚、すべてのサントラを買いました。さらに作曲者である渡部恭久さんつながりで『ヴォイド・ギア』のサントラも買いましたし、本当にハマりましたね。
興味が出た人はまず初代のサントラ（関連記事：【サントラレビュー】旋光の輪舞 -Sound Tracks-。『透明』な感覚が味わえる１枚。）を買うのがオススメ。それが気に入ったら他のサントラにも手を出していきましょう(*´∀｀)
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