500円のDLCとしては最高レベルの出来。
(ラスボス、シナリオのネタバレありです)
先日、朧村正のDLC第三弾をクリアしましたー!
シナリオも王道の流れで、昔話を思い出させるような後味良いもの。DLCの中で一番好みですね。
主人公の嵐丸はクールで芯に熱いものを持っている格好良いキャラクター。白蛇の性格も可愛らしく、エンディングではニヤニヤとしてしまいました。
また、ラスボス戦後の嵐丸のこのセリフ…しびれましたね。劇中でも親への想いをはっきり表したのはこの場面のみ。余分な言葉を紡ぐことなくこのセリフのみにしたのもGOOD!
7夜経ったあとの夜明け場面。この部分でも筋を通して男らしい姿を見せてくれました。朧村正のキャラクターの中では一番男らしいと思います(*´∀`)
エンディングの流れも綺麗ですっきりまとまっています。良質な昔話を見たときのような透き通った印象があります。そして本編から続く、エンディング後の語り。これを見ると朧村正だなぁ、また1つの物語が終わったんだなぁ、と余韻に浸れます。
中ボスだった油田鏑太も殺されて冥府の一員に。今回のDLCの中では味のある見た目、セリフで個人的にお気に入りのキャラです。また、ラスボス、無明道人を担当する声優が西村知道さんという選択も渋くてこだわってますね。敵役にも個性付けがしっかりされているのも素晴らしいです。
◆戦っていてワクワクするラスボス『がしゃ髑髏』
ラスボスのがしゃ髑髏(どくろ)が力の入ったボスでした。巨大な骸骨となって攻めてくるほか、さまざまな攻撃方法で苦しめてくれました。今回は無双でのプレイでしたが、けっこうギリギリで倒せました。これ修羅だったらものすごく苦戦するはずです。
朧村正のアクションにおいて高い魅力である『俺カッコイイ』という戦いが思う存分できますね。がしゃ髑髏は弱点が刻々と変わるため、3種類すべての武器を使いこなして戦いました。
闘いながらスクリーンショットを撮影するのも必死です(;´Д`) かっこよさそうなところでバシャッと!
力押しだけではなく、姿を変化させて攻めてきたりして非常に戦っていて楽しいボスでした。
最期のほうにうなると攻撃も激烈。もはや弱点めがけてガリガリと攻撃を重ねるしかありません。難易度の低い無双でも回復アイテムを使い切るぐらいでした。
朧村正のボスはどれも力が入っていますが、DLCは本編から時間が立っていることもあり、攻撃方法が非常に多彩です。配信までの期間、これらを作っていたんだなぁと考えるとヴァニラウェアの職人気質、こだわりを感じます。
◆エンディングでDLCの第四弾のあのキャラが…!
なお、本編中の全ボスを倒してとある装備品を装備して、ラスボスを倒すとこのエンディングとは違った展開が待っているそうです。それに向けて今再びプレイ中!どんな展開になるのか楽しみです(*´∀`)
そしてそして。
DLC最終作となる『鬼娘』に登場する『羅邪鬼』も顔見せで登場。配信は今年中にあるのかな? 最期のDLCになるのは名残惜しいですが、これも楽しみに待ちたいと思います。
でも本当に500円のDLCとしては最高レベルの出来であり良質かつ楽しめる内容です。アクション部分の進化、シナリオの心地よさも素晴らしく、朧村正本編で止まっている人がいたら、ぜひDLCは全部落として遊んで欲しいですね(*´∀`)
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