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【レビュー】テラバトルに感じる、パズドラの呪縛

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FF生みの親、坂口博信さんが手がけたスマホRPG

 

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スマホRPG『テラバトル』。ファイナルファンタジーを生み出した坂口博信さんの初スマホゲームということで注目度も高いようです。ファミ通にも広告出てました。

おしょ~もさっそく落として遊んでみました。スマホゲーム自体はほとんど遊んでいない(パズドラとモバマスをかじった程度)ですが、かなり力を入れて作られているのがわかります。

まず自分が感じた良いところと悪いところを挙げていくと、次のようになりました。

 

テラバトルの良いところ

①藤阪公彦さんのキャラデザインが魅力的

 

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キャラクターデザインはドラッグオンドラグーンでおなじみの藤阪公彦さんが担当。やはり藤阪さんの描く絵は強烈な魅力がありますね。絵で世界を表現する力が凄い!

 

②植松伸夫さんの音楽が素晴らしい

ゲームとしては最高級でしょう。あまりに良くて、思わず聴き入っちゃいました。イヤホンやヘッドホンがある人は、ぜひ一度つけて聴いてみてください。圧倒的です。

手がけているはこれまたFFで有名な植松伸夫さん。おしょ~世代のゲーム音楽好きにとっては神クラスの方。パズドラでは伊藤賢治さんを起用していましたが、それと同じく家庭用ゲーマーを意識していますね。

 

③バトルシステムが手軽かつ奥深い

相手をキャラ同士で挟むと攻撃、というのが本作の基本。坂口さんが子供のときにやっていたはさみ将棋からヒントを得たらしく誰でもわかる仕組みになってます。

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そしてこれをベースとして、いろいろシステムがプラスされていきます。

 

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3すくみ、他キャラクターとの連携、強力な攻撃を出すパワード状態などなど。単純に挟むだけでなく、キャラの並び、位置入れ替え、誰で挟むか、属性の存在などといった戦略性もあります。コアゲーマーにとってはこういった深い部分はやりこみにつながるでしょう。

 

④キャラクターごとにスキル、ジョブ変化などの育成要素あり

 

キャラクターにはスキルが存在し、それぞれが戦闘中に一定確率で発動したり、耐性がついたりします。

 

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一定レベルになるとスキルを覚え、ジョブによってもスキルが違っているのでこれもやりこみ要素につながるでしょう。

 

テラバトルの残念なところ

①ゲームの進行がパズドラ式で新鮮味が無い

本作最大の問題点がこれ。

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章ごとに5つのステージが存在し、5つを連続バトル。そして最期のボスを倒せたらその章がクリアとなる。途中で力尽きてもエナジーと呼ばれるアイテムを使えば、コンティニューが可能。また、ステージごとにプレイするにはスタミナが必要で、それもエナジーで全回復できる…。

これって、本質的にパズドラと一緒なんですよね。これが見えた時点で、先の面白さが読めてしまったんですね。

もちろん、家庭用でもシリーズものであれば、この先どういった面白さが待っているかはある程度想像ができます。ただ、先が読めたとしてもその面白さに奥深さがあるので、あまり気にならないんですね。

しかし、パズドラに代表されるこの仕組みは面白さの底、限界があるように感じられてなりません。どうも浅いというか。家庭用ゲーマーだからなのかもしれませんが、その薄さを感じてしまうとプレイ意欲は著しく減退します。その薄さをプレイ30分ぐらいで感じたのは非常に残念でした。

 

②レアキャラの魅力が高い反面、低クラスのキャラはどれも同じ感じ。

藤阪さんのキャラは育てようという気になるのですが、モンスターなどCクラスの汎用キャラは正直いらないなぁ、という感じです。ガチャを回していけば藤阪さんデザインのキャラは増えていくので、ある程度プレイすれば解消するとは思いますが、合成などにも使えないのはちょっともったいないかなと。

 

③序盤バトルで覚えることがけっこうある

戦略性が高い反面、覚えることがたくさんあるのでめんどくさがりの人にとってはちょっと取っ付きづらいかも。ジャンル的にも戦闘に時間がかかるので、それも気になる人がいるでしょう。人によっては長所が短所になりうる、という要素です。

 

④ストーリーに感情移入できない

ステージごとに以下のようなノベル的演出が入り、ストーリーが進行していきます。これ自体は良いのですが、それがあまりにも短い。

 

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キャラクターもプレイヤーごとに違うため、特定のキャラクターを主軸に物語を進めることができず、文章内では自キャラの名前は一切表示されません。主人公の分身となるキャラが描かれないため、感情移入はかなり難しいです。このあたりはカードやガチャを採用するスマホゲームの宿命なのかもしれません。

 

継続プレイの予定は今のところ無し

DL数に応じて対戦、協力要素が解禁されるみたいなので、その出来によっては考えるかもしれません。ただ、今のところ継続プレイの予定はありません。やはりストーリーが淡白だと厳しいですね(;´Д`) あとはやはり先が読めてしまう根本のパズドラ的仕組みも気になりましたね。

ただ、出来としてはかなり力が入っており、バトルシステムは手軽さと奥深さが両立した良いシステムです。パズドラはパズル部分でストレスが溜まることがあったのですが(苦手なので…) テラバトルはそれが無いのも良かったです。

家庭用出身のクリエイターが手がけたスマホRPGとして、このテラバトルがどういう未来を迎えるのか。自分が感じたようなパズドラの影を払拭し、本作独自の魅力を生み出すことができるかが鍵でしょう。

あ、サントラは出たら買いますよー。

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おしょ~
1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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