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おしょ~の昔話

ディスクシステムという画期的な周辺機器【おしょ~の昔話 Vol.9】

更新日:

昭和生まれが語る当時のゲーム生活のお話。

数ヶ月に1回更新『おしょ~の昔話』。今日は9回目となる更新です(*´∀`)

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今回はファミコンの周辺機器『ディスクシステム』のお話!

 

disksystemu

『ディスクシステム』。1986年に発売された拡張ハードです。

ファミコンにガシャッとセットした姿は、子供にとって未来を感じさせるようなたたずまいがありました。

それまでファミコンはカートリッジ(カセット)を本体に差し込んで遊ぶものでした。しかしディスクシステムでは『ディスクカード』が採用。

 

Famicom_diskcard

当時のロムカセットの容量に限界が来ていた中、ディスクカードは約3倍の容量がありました。そのため、当時のカセットとは違う魅力あるゲームが発売されたのです。

 

diskwriter

また、カセットと大きく違ったのが『書き換え』の存在。『ディスクライター』というお店にある機械で、500円という価格で別なゲームに書き換えをすることができました。当時のカセット価格が5000円超えの中、この書き換えは大きな魅力でした。

当時の任天堂も『今後はすべてディスクシステムでゲームを供給する』という話をしていたりして、気合の入りっぷりが尋常ではなかったです。それは、ソフトのラインナップを見れば明らかでした。

 

名作の宝庫だったタイトル群

ディスクシステムのゲームはとにかく面白いものが多かったです。特に発売初期のタイトルはそうそうたるラインナップになっていました。

 

zelda1 zelda1

metroid1 metroid

『ゼルダの伝説』に『メトロイド』…

 

dracura dracula1

 

 

 

 

 

パルテナの鏡 パルテナの鏡

 

『悪魔城ドラキュラ』に『パルテナの鏡』。

これらがディスクシステムの発売年に出たんですから、考えてみると恐ろしいです。

ゼルダの伝説は謎が多く、自力で洞窟の入り口を探したりしてずーっと遊んでいた記憶があります。裏ゼルダも含めると1年以上遊んでたんじゃないかなと(*´∀`)

ファミコンには無いチップが採用されていたこともあり、音楽もすばらしいものばかり。買ってしばらくはずーっとディスクシステムのゲームをプレイしてましたね。

 

振動やホコリで読み込みが止まる

ディスクシステムはカセットよりゲームとしての優位性が高かったものの、逆にカセットより弱い部分がありました。

 

error

それは『ホコリ』と『振動』です。

ディスクカードは磁気面が直接出ていた場所がありました。そこにホコリがつくと、読み込みが上手くいかずにエラーが出てしまうんですね。そういったエラーの場合、裏表間違いとかのエラー番号とは違い、見たことがないエラー番号が表示されました。その時の驚きと恐怖といったらなかったです。

振動にも弱く、母親が洗濯物を干すためにゲーム機近くを歩き、フリーズしてしまったことはおそらく当時の子供たちなら少なからず経験していることでしょう。

おしょ~はパルテナの鏡の最終面到達時に画面がバグり、そのままクリアするという悲惨な想い出が…。エンディング画面もバグったままでした(;´Д`)

 

ベルト部分のゴムを交換し調整すれば今でも現役

disksystem

発売したのが1986年のため、現存するもので動くものは限られているでしょう。ただそのほとんどはベルト部分が老朽化しているのが原因です。

任天堂は修理を打ち切って久しいですが、自分で修理することもできますし、オークションで修理品を手に入れることもできます。

ステージ移動やセーブするのに1分近くかかったりすることもあるなど、今の忙しい時代に合っているとは言えません。ただ、のんびりした仕様を今味わうと逆に新鮮です。もうファミコンもディスクシステムも、アンティークゲーム機と言える年月が経とうとしていますし、おしょ~のように当時ファミコンに夢中になった人は、今のうちに完動品を手に入れておくと良いでしょう。

 

なんかディスクシステムの解説にみたいになりましたが、今回の昔話はここまで。また数カ月後をお楽しみに-!(*´∀`)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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