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雑記

駄菓子屋ゲーム博物館に行ってきました! 時代を超えた面白さがそこにはありました。

更新日:

 

場所は東京都板橋区宮本町

 

東京都板橋区。

前々から行きたいと思っていた場所です。昭和50年前後生まれで、デパートのゲームセンターとかに通っていた人間にとってはものすごい魅力を放つ場所です。聖地と言っても良いかもしれません。

車のナビが迷うぐらい入り組んだ住宅街の中を走り、なんとか
駐車場に止めて歩いて行くと見えて来ました…

 

ドン!

 

『駄菓子屋ゲーム博物館』


外から見ると新しめの駄菓子屋ですが中に入ってみると…

やっぱり駄菓子がたくさん置いてあります。しかしそれ以上に目を引くのが…

 


ドン!

圧倒的にレトロな風景。ここだけ昭和にタイムスリップしたみたいな空間が広がってます。

これらは『エレメカ』と呼ばれるアーケードゲームです。ビデオゲームが出る前、デパートのゲームコーナーなどに設置されていました。10円から遊べることもあり当時の幼稚園~小学生にとってメッチャ遊べたゲームだったんです。

おしょ~も東京の福生に住んでいたころ、両親の買い物に連れられて駅前のデパート(長崎屋)に良く行きました。そこで兄貴と一緒に数百円をもらい、屋上近くのゲームコーナーへ2人で突撃し、こういったエレメカやビデオゲームを遊んでいました。

これらのゲームとはホント30年ぶりぐらいの対面です。

道路でやっていたような石ころ遊びと、面白さの核は同じようなものです。単純だけにめっちゃ夢中になれたあの頃。今遊んだら、どういう気持ちになるのかな、と思って10円玉を入れて遊んでみました。

まずは想い出あふれるこのマシンから!

 

・HOP STEP JUMP

当時、東京都福生市の福生駅前にあったデパート、長崎屋の最上階ゲームコーナーにあったエレメカです。おしょ~はこれを本当に本当にずーっと遊んでました。

10円玉を入れると左上の穴から10円玉が出て来て、それをレバーで弾いて進めていきゴールを目指すというもの。ゴールに入ると景品払い出し口から景品が出てきて取ることができました。(当時はキャラメルとかでしたね)

盤面を見るとわかるように電子制御はほぼまったくありません。(景品払い出しのみ作動)

約30年ぶりにこれを遊んでみたんですが結果は惨敗…!当時のような腕前は残ってませんでした。ただ、10円を弾いていくだけなのにこんなに楽しいのはなんでだろう。めちゃめちゃ心が沸き立ちます。(*´∀`)

次はコレ!

・国盗り合戦

これは下のルーレットみたいな部分で進む数と進めるかどうかの判定をします。沖縄から始まり、北海道までの48マスまで進めればゴール。

 


▲これがルーレット部分。

左の数字が進める数字。右の絵柄はプラス、マイナス2倍プラス、ゲームオーバーの効果をそれぞれ持っています。

数字と2倍プラスが組み合わされば一撃でほとんどのマスを埋めることができますが、逆にゲームオーバーが出たらそれまでどんなに進んでいても一撃死。30円がパーになってしまいます。

でもけっこう難易度が低くて、当時もそこそこの確率でゴールできました。そして今回も無事ゴールまで行くことができました!
他のゲーム機も数々あって全部は紹介しきれないですが代表的なところをご紹介しますね。

・ジャンケンマンフィーバー

「ジャンケンポン! あいこでショッ! ショッ! ショッ!ズコッ!」

こんな声の出るコインゲーム、どこかで聞いたことある人もいると思います。10円かコインを入れてグーチョキパーのどれかを選んで勝てばコインが払い出されるというもの。

これは比較的新しいものですがズコッ!という声を聞かされるのがなーんか悔しくて当時は何回も遊んじゃいましたが、今でもその気持ちは同じ!

10円を投入し、勝負開始!

……

………

5戦1勝。昔も今も変わらない強さでした(*´∀`)

 

・ピカデリーサーカス

ルーレットのコインゲーム、みたいな感じ。10円orコイン1枚ごとに下のボタンを1つ押すことができて、スタートボタンを押すとゲーム開始です。ルーレットの止まったところにBETしていれば当たり!コインが払い出されます。

払い出しのときの作動音が大きく、子供心にも「すっげーコインが出てくる感」があって大好きだった筐体です。

そして、もう1つコインゲームをご紹介。

 

・フィーバーチャンス

既存のコインゲームと一線を画していたのが真ん中のデジタルの存在。当たったときにその数字が揃っていると払い出しコインが数倍になるというもの。

あとはメロディが定期的に流れたり、スタートしてから回しているときにこれまた音楽が流れたりとそれまでのルーレットメダルゲームとの違いがあったため、おしょ~はこれが入ってからけっこう遊んでましたねー。

今回遊んでみたところ、運良くデジタルが揃い、払い出しが3倍に! 30年間溜めた運を使ったみたいです(*´∀`)

 

あとこの筐体には秘密が…。下のロゴを見てみてください。


カプコン!

ビデオゲーム製作前にこんなのを作ってたんですね(1983年製)ロゴの形も今と変わってません。

そんなこんなで夢のような時間を過ごして気が付いたら…


もう夕暮れ。

1時間以上はいたと思います。使った金額は600円ぐらい?想い出効果があったにせよ、額に比べたら面白さ的には破格でした!プレイ中も入れ替わり立ち替わりお店に子供が入ってきて遊んでいるのが印象的でした。昔の自分を見ているようで興味深かったです。

今回、30年ぶりに遊んでみて、時代を超えた面白さは確実に存在すると思いました。だって、昔遊んだ自分も、今、ゲームやネット全盛の時代に生まれた子供も夢中になって遊べるんですから。アラフォー世代のゲーマーで、よくデパートの屋上とかのゲームコーナーに行っていた人はぜひ一度、足を運んで見ることをオススメします。

こういった貴重な場所は今後も無くならないで欲しいなぁ…そう強く感じた1日でした(*´∀`)

(※この記事は2013-08-31の記事を旧ブログから移設したものです)

【関連サイト】

駄菓子屋ゲーム博物館 公式サイト

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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