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【サントラレビュー No.056】『世界樹の迷宮2 諸王の聖杯 オリジナルサウンドトラック』。古代祐三さんはやっぱり神だった

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1と同じく、古代節は健在

1の発売から約1年で発売された『世界樹の迷宮2 諸王の聖杯』[DS]。

生みの親である新納一哉さんがアトラスを退社したため、1でテキストを担当した小森成雄さんがディレクターを務めた1本です。今日はそのオリジナルサウンドトラックを紹介します!

 

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▲サントラ表面。イラストは日向悠二さん描きおろし。1から絵柄は多少変化しているものの、個人的にはその変化を含めてかなり好みです。最新作までずーっとイラストを担当しているのも良いですね(*´∀`)

 

29曲なのに3枚組の大ボリューム

世界樹2の曲は29曲。

しかし、本サントラはなんと3枚組! その理由は、ニンテンドーDS音源版とPC-8801FM音源サンプリング版が収録されているからなのです。

 

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▲サントラ裏面。29曲で3枚組というのはなかなか豪華。

普通のサントラで、別音源の曲をそれぞれフルに収録する、というのは滅多にありません。

世界樹の音楽は、PC-8801という古いパソコン(昔はメジャーなゲームが遊べるPC)のFM音源をサンプリングして製作されています。おしょ~ぐらいの世代にとってFM音源ってものすごく懐かしく、好きな音色なんですね。

普通のサントラであれば、ゲームで使われたDS音源版だけを収録すれば済む話です。そこでFM音源版まで収録してくれるのはしっかりユーザー層を考えてくれているなーと感じます。

 

FM音源の良さを十二分に活かした名曲ぞろい

1に引き続き、2も名曲ぞろいです。

名曲揃い冒険の始まりを感じさせる『迷宮・古跡ノ樹海』や、重苦しい重厚感の『迷宮・六花氷樹海』、そしてバトルを彩る『戦場 初陣』『戦場 響く剣戟の調べ』、1に引き続き登場の『戦場 散るもかなり』など、捨て曲一切なしの29曲。

その中でもおしょ~が一番好きなのは…『迷宮・桜ノ立橋』! 世界樹シリーズ全体を通してもベスト3に入ります。

メロディライン的には激しくなく落ち着いた曲調。序盤の静かで透き通った雰囲気から曲が進むにしたがってどんどん厚みが加わっていき、後半で一気に花開くところが大好きです(*´∀`)

 

 

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この曲は、古代さんも音色構成と曲の流れに関しては一番のお気に入りとのこと。

 

 

ライナーノーツには古代祐三さんの各曲解説が掲載

ライナーノーツは6ページと簡素。

しかし、作曲担当である古代祐三さんの解説が、短いながらも全曲についています。これはサントラ購入者の満足度を高める上で必須といっても良いでしょう。

 

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サントラを買うようなユーザーはかなりのコアユーザー。ゲームを遊び、音楽を聴き、そして聴きたいときにその音楽を聴きたい!と思ってサントラを購入します。そこで制作者側がどういった考えで曲を作ったのか? それが載っているかいないかで、そのゲーム音楽に対する思い入れの深まり方がかなり違ってきます。

アトラスゲームのサントラは各曲解説が入っていることが多く、そのあたりしっかりユーザー心理を掴んでいますよね。

 

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世界樹はゲームの面白さはもちろんとして、音楽を古代さんにお願いしたのも大きいかなと。古き良きゲーム音楽の雰囲気を現代に蘇らせ、若いユーザーが知ることができましたしね(*´∀`)

 

 

3枚すべてピクチャーディスクで満足度高し。

これは個人的に嬉しい!

 

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うん、やっぱピクチャーディスクは良いですね!

見た目の満足度も非常に高いです。フルカラー印刷のため、コストは1色印刷に比べ高くなりますが、アトラスのサントラはほぼピクチャーディスク仕様なイメージです。

 

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▲ディスク2と3。こっちもしっかりピクチャーディスクです。

 

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サントラを買って開封したときにピクチャーディスクだとちょっとテンション上がるのは自分だけ? 音楽目当てで買ってはいますが、買った人の満足度を上げる効果もあるなーと感じます。

 

非常に完成度の高いサントラ。所持して損なし。

曲の内容やディスク仕様など、ゲームサントラとして非の打ち所がありません。シリーズファンはもちろん、古代祐三さんファンやゲームを遊んだことがない人にもオススメの1枚です(*´∀`)

 

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おしょ~
1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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