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【ゲーム関連本】吉田の日々赤裸々。【FF14】

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FF14『紅蓮のリベレーター』のアーリーアクセス開始日

ゴールデンウィークからプレイしてハマっているFF14。

今日は予約者限定でのアーリーアクセスの開始日です。本来の発売は6/20ですが、アーリーアクセスは事前にコードを登録しておくと、ちょっとだけ早く新要素を含めてプレイすることができるんですね。

さて、今日はそんなFF14に関する本の紹介です!

 

20170616 吉田の日々赤裸々001

吉田の日々赤裸々
~ファイナルファンタジー14はなぜ新生できたのか~

 

FF14のプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、ファミ通で連載しているコラムをまとめた本です。

プロデューサーとディレクターを兼務すること自体、異例中の異例なのですが、氏はその役割を見事に果たしています。FF14を人気MMORPGとして立て直した手腕は素晴らしいです。

そんな氏が、FF14にどうやって関わるようになり再立ち上げし、現在につなげていったのか? それらの話が吉田氏自身の言葉で綴られています。

 

当時のエピソードがてんこ盛り

20170616 吉田の日々赤裸々002

ファイナルファンタジーの名を引っさげ、成功していたFF11の後を継ぐ位置づけとして開発されたFF14。

前述したように現在では成功を収めています。しかし、旧FF14、いわゆる根性版と言われたバージョンは立ち上げ時から悪評が目立ちました。プレイしていなかった自分も、ものすごい騒ぎになってるなーと知っていたぐらいです。

 

20170616 吉田の日々赤裸々003

そんな時代の話を筆頭に、さまざまなエピソードがてんこ盛りとなっています。当時の社長に掛け合う場面や、実際に作り直すときの流れ、旧FF14のサービスを終了するときの話…。ここまでスクエニのクリエイターが語っている本は無いんじゃないか?と思えるレベルです。

 

20170616 吉田の日々赤裸々004

これ、実際FF14をプレイしていなくてもめっちゃめちゃ面白く読める内容です。

 

20170616 吉田の日々赤裸々005

吉田氏に加え、開発陣2人を加えた巻末のインタビューも必見の内容です。最初はFF14の開発にはいなかった人間が、立て直しの中心となっているのが興味深いです。ネットの炎上でFF14の評判を知ってからの流れや当人たちがどんな気持ちでいたのか?などは本書でしか見れない必見の内容です。

スクウェア・エニックスの当時の内情を知る上においても資料的な価値がある1冊。クリエイターのインタビューをよく読んじゃう、なんて人には超オススメです!

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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