おしょ〜の激コアゲームライフ

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『ファミコン攻略本ミュージアム1000』。攻略本の歴史を振り返る最高の1冊【ゲーム関連本レビュー その22】

   

ファミコンの攻略本1032冊をすべて紹介

ファミコンソフトの攻略本。

スーパーマリオ1の攻略本は100万部を超えるベストセラーになりました。その流れで攻略本は数々の会社から発売されていきます。

そんなファミコン攻略本、全1032冊をすべて網羅した本が発売されました。

 

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『ファミコン攻略本ミュージアム1000』
(著:松原圭吾 発行:マイクロマガジン社)

ファミコン関連の本といえば、ゲーム自体にスポットを当てたものがほとんどの中、本書は『攻略本』に特化した内容になってます。

 

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本書裏面。

帯の文章に『ゲーム攻略本研究書』と書かれています。著者は松原圭吾さん。おしょ~もツイッターでフォローさせていただいてる方です。

 

この松原さん、学生のころから攻略本を集め始めたそうで、巻末のインタビューにくわしい経緯が載っています。

 

内容は圧巻の一言

目次からして『ガチ』です。どうなっているかというと…

 

なんと攻略本の背表紙写真が! これだけで本書の気合の入りっぷりがうかがえます。尋常じゃないです。

そして内容はまさに圧巻!

 

発行された出版社別に、フルカラーで1冊1冊表紙が載っています。しかも、それぞれに内容解説が付いているんですよ。もちろん、文字数は少ないですがその攻略本の内容を簡潔にまとめておりしっかり特徴がつかめます。

 

本当、これだけの攻略本を集めるのって一朝一夕には行きません。ライフワークとして行っている松原さんでないとこのレベルは実現できなかったでしょう。

 

最近復刻された攻略本まで網羅しているのは脱帽です。いや、本当にすごいですよこれ。

 

また、おしょ~のようなファミコン少年だった人間にとっては読んでいるだけで懐かしさでいっぱいになってきます。自分も攻略本はいろいろ買った人間なので、「あーこれあったあった!持ってたなぁー」など数々の想い出に浸れます。

 

擦り切れるほど読んだドラクエの公式ガイドブック。特に3は本当に読みまくりました。懐かしい…!

 

ウィザードリィのすべて。

末弥純さんの表紙イラストはもちろん、内容も充実した1冊で、これまた本当にお世話になりました。おそらくまだ実家に眠ってるはず。

 

白黒ページでは全1032冊の発行日順リストも。これだけ攻略本についてまとめられた本は他にないでしょうね。

 

 

ネットが発達した時代だからこそ、本書の価値は高い

今はネットが発達し、データや攻略情報自体は検索すれば出てきます。ただ、攻略本についてここまでまとまったデータを得るのはかなり難しいでしょう。

ただ、本書はそれを1冊にギュッと凝縮してあります。まとめる労力はものすごく大変だったはず。実際に攻略本の表紙写真などは、実際に現物を持っている必要がありますし…本書の資料的な価値は計り知れません

 

著者の松原さんは、巻頭でこう語っています。

「本書を通じて、ファミコン攻略本の全貌を把握し、今の攻略本ほど整っていない、当時の勢いや空気、懐かしさを感じ取って下さい」

このコメントから、松原さんが持っている攻略本やファミコン時代に対する深い愛を感じ取ることができます。

 

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松原さんの他、共著や協力として数多くの方々が参加。こういった人々の想いがあったからこそ、本書が世に出たのでしょうし、それを読むことができるのはすごく幸せです。

 

ファミコン世代、そしてゲームを愛する人にとって、絶対に手に入れておくべき1冊がまた増えました!(*´∀`)

 

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おしょ~
1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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