この世の果てで恋を唄う少女YU-NO、フルリメイクで2015年に登場！

更新日：2014/12/30

約20年前にPC-98で発売した名作AVG

まさかリメイクされるとは…。

現在開催中のコミックマーケット87において、5pb.からフルリメイクされて発売されることが発表されました。

当時、画期的な『A.D.M.S』というシステムをひっさげて登場した本作。本システムで並列世界を行き来する斬新さは他のアドベンチャーとまったく違ったものでした。今は亡き菅野ひろゆき氏が手がけた一作として、AVG史にその名を刻んだゲームです。

右下にある石のようなものが宝玉と呼ばれるもの。これを使ってセーブ＆ロードを繰り返して並列世界を行き来して推理の手がかりや証拠を集めていく過程がものすごく楽しいんですよね。シナリオとシステムの融合が本当に素晴らしいです。

オープニングからしっかり伏線が貼ってあるのも良いですね。物語の途中でまた見直したりしました。

本作プロデューサーの浅田氏はそうとう本作に思い入れがあるようで、シナリオはほぼ変更なし(９割５分以上いじらない)とニュースサイトの取材で語っています。

グラフィックはアルトネリコなどでおなじみの凪良さん。ティザーサイトのビジュアルを見る限り、まず大丈夫でしょう。ボイスも新しいキャストで新収録となるため、誰がどのキャラを担当するのか楽しみです(*´∀｀)

▲PC-98版のグラフィック。20年前なのでさすがに絵柄が古いかな？これがどう生まれ変わるのか、ワクワクしますね(*´∀｀)

どのハードで発売するかはまだ未定となっています。

ただ、浅田氏が他に手がけるアドベンチャー『PSYCHO-PASS サイコパス選択なき幸福』や『ミステリートF 探偵たちのカーテンコール』がXboxOneで発売されます。なので本作もXboxOneの可能性が高いですね。

ただ、カオスチャイルドの売上本数がかなり少なかった(初週1415本)ため、PS3やVITAも考えられます。もともと移植を視野に入れているはずなので、最初はXboxOneで出して移植、という流れが決定しているのかもしれません。

浅田氏のインタビューからすると、発売は2015年末みたいです。個人的に夢中になった１本でもあるので、個人的には購入するつもりです。アドベンチャー好きはチェックしておいたほうが良いでしょう(*´∀｀)

【公式サイト】

【浅田氏インタビュー】

1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。