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コンシューマゲーム

【レビュー】サイコブレイク(PsychoBreak)。既視感はあるものの、安定して楽しめる。

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バイオハザードの三上氏が創り上げたサバイバルホラー

先日購入したサイコブレイク。3章までプレイしたのでレビューします(*´∀`) 購入したのはPS4版です

 

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バイオの生みの親、三上真司さんが創り上げた本作は、第一章からかなり衝撃的で刺激の高い演出がされています。ゴアモードDLCはまだ当てていないのですが、それでも血や肉塊などがガンガン出てきます

 

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画面の上下に黒帯があり、映画のような雰囲気になっています。イベントシーンからそのままアクションシーンへつながることもあり、臨場感はかなり高いです。エフェクトがかかっていたりもして、絵作り的には雰囲気重視な感じとなってます。

 

敵から隠れてやりすごす第1章は秀逸

 

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チェーンソーを持った敵から逃げることが目的の第一章。倒す手段が一切無く、見つかったらチェーンソーでズタズタにされてしまいます。そのため、物陰やロッカーに隠れてやり過ごすのですが、この『見つかったら終わる』という緊張感はかなりのもの。

 

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隠れているときにチェーンソー男がきたら「見つかりませんように」と思わず手に力が入っちゃいました。このあたりの怖さはさすが三上さん、と言ったところです。

 

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チェーンソー男に見つかり、必死で逃げる主人公。走っている最中も視点は変えられるので、後ろを振り返ってみたら…追いかけてきてる! ゲームとはわかっていなかがら、必死で逃げました。

第1章は導入部としてかなり魅力的な作りになっていました。

 

視界の悪さ、一撃死の多さ、戻される量が多いのはストレス

第2章に進むと、開けた場所に出て戦うことになります。

ちょっと残念なのは、視界がかなり悪いこと。特に敵に見つからないように進むスニーク歩行時は著しく視界が悪くなります。敵の姿を思うように確認できないのはフラストレーションが溜まります。

 

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また、トラップやギミック、そして敵が近接攻撃ではほぼ太刀打ちできず、ハンドガンでも何発か頭に撃ち込まないとダメです。しかも初期体力は少ないので、敵に見つかり襲われて死亡というパターンが多くなるのも気になりました。もうちょっと最初だけは遊ばせる形のほうが良かったでしょう。

 

そして死んだ場合、チェックポイントからとなりますが、戻される量がけっこう多いのがツライ…。気を使って操作する必要があるスニークキル(後ろから敵に近づいて殺す)を繰り返していくので、それをまた7匹とかやるのかー(;´Д`)、というのは精神的にかなりこたえます。死んで覚える、のが嫌いな人は避けておいたほうが無難です。

 

ホラーよりアクション要素強め。

3章までプレイした感じだと、ホラーよりはステルスアクションの要素が強くなってきています。

また、ゲームシステム的に

・敵が強く、素手では倒すのが難しい

・ビンを投げ、物音で敵をおびき寄せる

・アイテムを組み合わせて武器を作る

など、ラストオブアスと同じような感じです。おそらくシステム的にちょっと参考にしたんじゃないかな? 操作がかんたんで遊びやすいのは高評価。グロ要素も強めですが、そういうのが好みor大丈夫な人は楽しめるはず。

また、友達といっしょに「1回死んだら交代」プレイをしても面白いかなと。攻略ルートもスニークキルで倒したり、設置されているトラップを使って殺す、敵を引きつけておいてグルッと回って余計な戦闘を避ける、などいろいろな方法が取れます。周りでワイワイやりながらその違いを見て楽しむのもオススメできます。

 

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お…これは…!

 

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「かゆい…うま…!」

バイオハザードのオマージュもあったり(*´∀`)

新しいゲーム性、というわけではないですが、ホラー要素のあるアクションとして安定して楽しめる1本と感じました。また、PS4やXboxOneを持っていなくても、PS3やXbox360も出ているのも良いですね。値段もよりお手頃でプレイ時間も比較的サクッと終わるようなので、社会人の方にもオススメです(*´∀`)

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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