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アーケードゲーム

脱衣麻雀ゲームには夢があった…。中学生時代に遊びまくった、なめらかな動きが特徴の『スーパーリアル麻雀3』

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勝てば女の子が脱いでいく、夢のようなゲーム

ちょっと今回のネタはお色気要素強めです(*´∀`)

 

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ゲームセンターの麻雀ゲーム。今はどうかわかりませんが、昔はどこのゲーセンでも隅っこにひっそりと数台が置かれていました。なぜ隅っこなのか? それは…

美少女が脱衣するから。

でした。

なかなかこれをお店の中心で、多数の人目に触れながら遊ぶのは無理。なので、ひっそーり、お店の隅に置かれているのが普通でした。

女性の方からするとなんでバカなと思うかもしれません。しかし、別段早熟ではなかった自分にとっては夢のようなゲームだったのです。だって、美少女が、脱ぐんですよ!(力説)

その中でも、おしょ~が特に遊んでいた脱衣麻雀ゲームがありました。

■当時の脱衣麻雀の最高峰、スーパーリアル麻雀3

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3と名が付けられているので、当然1からシリーズが続いていたわけですが、実は最初は脱衣麻雀ゲームではなく、普通の麻雀ゲームでした。

シリーズの1は牌をとったり捨てるときの手の動きがすごいリアル。それをウリにしてアーケード市場で投入したのですが、売り上げ的には大失敗…。その教訓から2は、美少女がアニメーションで脱衣する脱衣麻雀ゲームに生まれ変わりました。

 

これが大ヒット。それまでも脱衣麻雀ゲームはありました。しかしこれはわざわざ高価な16ビットCPU基板に使い、なめらかなアニメーションを実現。その流麗さは例えるならファミコンからPS1へ進化したようなもの。

全国のゲームセンター(の隅っこの脱衣麻雀コーナー)でスーパーリアル麻雀2旋風が吹き荒れる中、万を持して登場したのが『スーパーリアル麻雀3』でした。

 

■見た目は可憐、強さは鬼畜

2では1人だったヒロインが、3では2人に! しかもこれが当時としてはトップクラスに可愛かったんですよ。アニメーションはさらにパワーアップし、脱衣中の視点移動が加わったお陰で背徳感は急上昇。

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▲妹の香澄。誘っているとしか思えないこの扇情的なグラフィック。当時の青少年を狂わせた1人です。

 

なぜ姉妹で麻雀を打って、なぜ脱ぐはめになっているのか、そんなストーリー性は皆無です。ただ勝てば脱ぐというただひとつのルールだけがありました。

なので全部脱がせるべく50円玉を積み上げて挑戦するわけですが…この姉妹、強い

最初は妹の香澄と戦うのですが、2戦を終えたあたりから難易度が急上昇。1枚脱がせるのも一苦労…。そしてなんとか最期まで脱がせたあとは、姉の未来が登場します。

 

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▲姉の未来。役満バシバシ上がられる強さはまさに鬼畜!

この姉、高い役作りがかなり得意で、しかも登場するなりいきなり天和など役満をバシバシ決めてくるという困りもの。積み上げた50円玉がものすごい勢いでなくなっていきます。

確か1000円分を一気に両替して、それを全部つぎ込んでも未来を最期まで脱がせることができなかった記憶があります。

脱衣麻雀コーナーは、けっこう20才過ぎと思われるお兄さん方が多かったのですが、その中に混じって遊んでいた中学生の自分h…どんだけ女の子の裸が見たいんだこのガキ、って思われてたんでしょうね(;´Д`)

 

唯一の救いは姉の未来より、妹の香澄のほうがおしょ~的に好みだった、ということぐらいです。なので妹を全部脱がせられればミッションコンプリート! 大満足でニヤニヤしながら家路につくことができました。

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▲妹の香澄をここまで脱がせられれば 上出来。このあとさらにブラも脱ぎます。今だったら大問題ですね(;´Д`) 15才っていう設定もいろいろアウトです。

■表現規制が強化され、家庭用への移植も難しい状況から脱衣麻雀は衰退

このスーパーリアル麻雀が切り開いた脱衣麻雀はそこからさまざまな類似ゲームを産みました。しかし表現規制が強化されてからジャンルは衰退。今はオンライン対戦麻雀が主流となってます。

また、ゲーセン自体も淘汰が進み、セガなど大手系列のお店ではファミリー客に向けた意識も強くなりました。そのため、今のゲームセンターでは脱衣麻雀のコーナーがあるところはかなり少なくなっているはずです。

ただ、あの脱衣麻雀コーナーにあった独特の空気と、1枚脱がせたときの高揚感。これらは他のゲームとはひと味違った感覚がありましたね。その後もシリーズが続きましたが、キャラがこの3ほど好みではなかったため、ここまでハマることはありませんでした。

リビドーの塊だった中学生時代の自分にとって、女性の裸を見るのは大変なんだ、と心に刻みつけてくれたスーパーリアル麻雀3。今から25年前の想い出深いアーケードゲームです。

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1976年、東京都福生市生まれ。幼少時からゲームに親しみ共に過ごす。プログラマ、ゲームシナリオライター見習いなどを数々の職業を経て現在、東京都にあるゲーム専門店PAOで販促企画を担当。ゲームの面白さをもっと世の中に伝えるべく、ブログ『激コアゲームライフ』を運営中。

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